【PPV結果】WWE TLC 2017|AJ×ベイラー、”Too Sweet(s)”。カート・アングル、復活。

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10月22日(現地時間)、ミネソタ州ミネアポリス=ターゲット・センターにてRAW主催PPV「TLC: テーブルズ・ラダーズ・アンド・チェアーズ」2017が開催された。

本公演は健康上の理由により、ローマン・レインズ、ケビン・オーエンスが欠場。代役としてカート・アングルがリング復帰、スマックダウン所属のAJスタイルズも参戦となった。更に、アスカのメインロスター昇格初戦にも注目が集まった。

シングルマッチ(キック・オフ・ショー)
サーシャ・バンクス対アリシア・フォックス

試合が開始され、両者は互いに挑発。先日、アリシアに襲撃されたサーシャは戦意むき出し。一方、アリシアはからかいながら挑発を続ける。一進一退の攻防が続き、最後はサーシャのバンク・ステートメントが決まり、アリシアはタップアウト。”ザ・ボス”サーシャ・バンクスが勝利を収めた。
勝者: サーシャ・バンクス

シングルマッチ
アスカ対エマ

RAWブランド・デビュー戦となる注目のアスカは、大歓声で包まれながら登場。試合開始早々、アスカは素早い動きで関節を決めに行き、短期決戦かと思われたが、次第にエマが試合のペースを握る。エマ優勢で試合が進む中、”Let’s go, Asuka”と会場からチャントが発生。その直後に、アスカはスライドキックを決め形勢逆転。トップロープからのミサイル・ドロップキックを決めそのまま畳みかけるかと思われたが、エマも反撃。両者、一進一退の攻防が続くも、最後はアスカがアスカ・ロックを決め、タップアウト勝ちを収めた。アスカはメインロスター昇格初戦を見事、勝利で飾った。試合後にマイケル・コールは、Welcome to Monday Night RAW.(RAWへようこそ)と伝えた。
勝者: アスカ

セグメント
アライアス×ジェイソン・ジョーダン Part 1

いつものようにギターと共に姿を現し、曲を奏でるアライアス。すると、どこからともなくリングに野菜が投げ込まれる。犯人はジェイソン・ジョーダン。彼に野菜などの食品を投げつけるだけ投げつけ、舞台裏へ戻っていった。

タッグチームマッチ
ブライアン・ケンドリック&ジャック・ギャラガー対セドリック・アレキサンダー&リッチ・スワン

序盤から空中殺法などスピーディーな展開を見せ、さすがはクルーザーウェイト・ディビジョン、といった内容を披露。両軍、白熱した展開を見せる中、リッチ・スワンのランバー・チェックがブライアン・ケンドリックに決まり、ピンフォール勝ちを収めた。
勝者: セドリック・アレキサンダー&リッチ・スワン

RAWウィメンズ王座戦 – シングルマッチ
アレクサ・ブリス(c)対ミッキー・ジェームス

試合は両者、一進一退の攻防を展開。両者、闘志むき出しの戦いを続ける中、会場からは”We want tables”(テーブル出せ)チャント。しかし、テーブルが出てくることはなく、ほどなくしてアレクサ・ブリスがスナップDDTを決めピンフォール、勝利を収めた。
勝者: アレクサ・ブリス

セグメント
アライアス×ジェイソン・ジョーダン Part 2

本日二度目の登場となったアライアスは再びギターと共に姿を現す。今度こそ邪魔されたくないアライアスだったが、観客のブーイングにより演奏を停止。さらに、再びジェイソン・ジョーダンが現れ、野菜を投げつけた。

WWEクルーザー級王座戦 – シングルマッチ
カリスト(c)対エンツォ・アモーレ

エンツォ・アモーレはおなじみのマイク・パフォーマンスで入場。試合は比較的ゆったりめで進行していく。途中、エンツォはレフェリーの隙をつき、カリストの目をめがけパンチ。エンツォ・アモーレがクルーザー級王座を奪還した。
勝者: エンツォ・アモーレ(新王者誕生)

シングルマッチ
AJスタイルズ対フィン・バーラー

欠場となったブレイ・ワイアットの代役としてAJスタイルズが参戦、”Too Sweet”フィンガー・サインを掲げながら登場。フィン・ベイラーは”ザ・デーモン”として登場。かつて日本で活躍した、元バレット・クラブ同士の戦いとなった。”This is awesome”(最高)チャントが会場に響き渡る中、試合は開始。更に”Too Sweet”チャントが巻き起こる。序盤から熱い”レスリング”が繰り広げられ、観客も目を奪われている様子。一進一退の攻防が続く中、AJのカーフ・クラッシャーが決まるも、ベイラーはなんとか脱出。その後も、フィン・バーラーの1969、AJのトップロープからのハリケーン・ラナなど互いに引かぬ攻防が繰り広げられるが、最後はフィン・ベイラーのクー・デ・グラが決まり、ピンフォール。フィン・ベイラーが勝利を収めた。会場はこの名勝負に歓喜。そして試合後、AJスタイルズとフィン・ベイラーは互いに”Too Sweet(s)”を交わらせた。

シングルマッチ
アライアス対ジェイソン・ジョーダン

度重なるジェイソン・ジョーダンの悪ふざけにより、予定されていなかった両者の対決が行われた。先ほどの名勝負の後の影響か、会場は少々冷え気味。試合はジェイソン・ジョーダンがアライアスのスープレックスを切り返し丸め込み、3カウントを奪った。

3-on-5 TLC ハンディキャップマッチ
カート・アングル&セス・ローリンズ&ディーン・アンブローズ対ケイン&ブラウン・ストローマン&ザ・ミズ&シェイマス&セザーロ

WWEのリングにおいては、約11年ぶりの試合となる注目のカート・アングルは、ザ・シールドの衣装を身にまとい、セス・ローリンズ、ディーン・アンブローズと共に観客席から登場。本試合はテーブル、ラダー、チェアーが凶器として使用が許可されているTLCマッチ。試合は序盤からチェアーを使用するなど、白熱した展開。セス・ローリンズ&ディーン・アンブローズが、ラダー上段からアナウンス・テーブルに横たわるケイン&ストローマンめがけてのダイビング・エルボー・ドロップで会場を沸かせる。

注目のカートもジャーマン・スープレックスを連発し、ケインに対してはアングル・ロックを見舞う。カートの完全復活かと思われたが、ストローマンの手によってテーブル葬。カートは、救急スタッフに抱えられリングを去っていく。もともと不利な状況がさらに悪化し、5対2の展開。一時、ケインのイス攻撃がストローマンに誤爆し、チームに不穏な空気が流れるも状況は変わらず。

さらに、ザ・ミズはエントランス付近にゴミ収集車を呼び込む。しかし、アンブローズとローリンズは収集車上段からダイブ攻撃で反撃。しかし状況はすぐさま元通り…かと思われたが、突如ケインがストローマンを襲撃。エントランス舞台上からチョークスラムを敢行。

さらに、セットとして設置されていたチェアーが横たわるストローマンめがけ襲いかかる。その後、アンブローズとローリンズに対して、同時に、テーブルめがけチョークスラムを敢行。完全にケインの独壇場となる。そこに、ストローマンが復活し仲間に襲いかかる。混乱した状況となるが、ストローマンは孤立無援状態。仲間であるはずのザ・ミズ達から攻撃を受け収集車のホッパー内へ。そして巻き込まれ、収集車と共に去っていった。

そこへカートの入場曲が流れ、復活。一気に形勢は逆転かと思われたが、ザ・ミズがカートに対しスカル・クラッシング・ フィナーレを決めフォールへ。カート敗北を喫す、かと思われたがなんとかカウント2で返す。状況は、カート、ローリンズ、アンブローズの三者がザ・ミズを取り囲む構図。そして、ザ・ミズに対し、ローリンズのキングス・ランディング、アンブローズのダーティ・ディーズ、カートのアングルスラムと、それぞれのフィニッシング・ムーヴを決める。最後はザ・シールドばりの合体パワーボムを決め、ピンフォール。カートは復活を勝利で飾り、会場は彼の勝利に沸いた。
勝者: カート・アングル&セス・ローリンズ&ディーン・アンブローズ