ワシントン・ポスト、物議を醸すセグメントに対し記事公開。WWEは声明を発表。

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今週のスマックダウン・ライブでのセグメント内でジンダー・マハルが行ったマイクパフォーマンスが物議を醸した。抗争相手であるシンスケ・ナカムラの表情をタイタントロン(大型スクリーン)に映し出し、”Mr. ミヤギ”(映画「ベストキッド」シリーズの空手の師範)を引き合いに出し、終始彼を嘲笑った。このパフォーマンスに対し大手メディア=ワシントン・ポストが記事を公開。そしてWWEも今回の件に関して声明を出した。

ワシントン・ポストが掲載した記事によると「あれは人種差別主義者だ」という声が会場から聞こえたという。更に番組内でも確認できたように、その後「度が過ぎている」チャントが起きたとした。10年以上にも渡りWWEの番組を視聴しているファンは次のように語った。「人種差別は人々を煽る完全に馬鹿げた手法であり、必要ではない」その他にも同記事内では、あのセグメントは人種差別だというツイッター上の声などを多く取り上げた。

一方で異なる意見を持つファンの声も掲載した。当時会場にいたフェルナンド・パディリャさん(33)は次のようにワシントン・ポストの電話取材に答えている。「私は長年レスリングファンであるが、”ショー”として見ていた」更に当時、彼の周りには”多種多様なファン”が居たという。彼らが不快に感じているようには見えず、あのようなパフォーマンスは「WWEから期待していることでもある」とした。しかし、WWEの抱く固定観念については「どこか恥ずかしくなる」と述べた。

プロレス・ジャーナリストのデイブ・メルツァー(57)は今回の件に関して「レスリングは常に小さな世界の中にあった。皆が見るようになった今、昔ながらの古い手法は使えない。ファンはヒール(悪役)を非難するのではなく会社組織を非難するだろう」と述べた。

WWEは今回の件に関して次のように声明を発表した。「他のTV番組や映画と同様、WWEは現実社会の問題とセンシティブなテーマを架空の人物を用い番組を制作している。そのようなTV番組製作側として、WWEは世界各地に広まった多様な従業員、パフォーマー、ファンも多様であるように、あらゆる出自の人々を受け入れ賞賛することに全力を尽くしている」

[Source: Wrestling Inc, The Washington Post]