WWE=最近の動向・トレンドは”裏切り”なのか。

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現地時間8月20日に開催されたPPV『サマースラム 2017』は数多くの新王者が誕生。全世界に興奮の渦を巻き起こし大盛況のうちに幕を閉じた。そんなPPV『サマースラム』を観る前に海外ブックメーカーをご覧になり、事前に勝敗オッズを確認した人もいたのでは。

WWEには脚本が存在し内部リークが生じる為、的中率は非常に高い。最終オッズを確認することは試合結果を知るということにほぼ等しいのである。もちろん外れるときは外れる。しかしブックメーカーに目に向けると的中率の高さは一目瞭然。

その的中率の高さから事前にオッズを知りたくないWWEユニバースもいれば、逆に勝敗をいち早く知りたいというWWEユニバースもいる。結果が覆されたらされたでその人にとってはサプライズ。楽しみ方は人それぞれ。

Bet Wrestlingの掲載した記事によると今回、PPV『サマースラム』(キックオフショー含む)で行われた13試合中、実に5試合は番狂わせとなった。(Bet Wrestlingはヨーロッパのブックメーカー=5Dimesを元に記事を掲載している。)

WWE王座に挑戦したシンスケ・ナカムラは当初、大きく勝利の方へオッズは傾いていたが最終オッズではジンダー・マハル勝利へ傾いたので番狂わせとまではいかなかった。しかし、一時は大きくシンスケ・ナカムラの勝利に傾いていたことは事実である。

新スマックダウン・ウィメンズ王者となったナタリヤ。当初はナオミの王座防衛に傾いていたが公演開始前にナタリヤ勝利へ傾いた。バロン・コービン対ジョン・シナの試合は、若干ではあるがコービン勝利に傾いていた。これは番狂わせと見られている。同様にRAWウィメンズ王座を奪取したサーシャ・バンクスに関しても、アレクサ・ブリスの勝利へ若干傾いていた。

ランディ・オートン対ルセフの試合は早い段階でルセフ勝利へ大きく傾いていたが、結果はオートン勝利となり大きな番狂わせ。スマックダウン・タッグチーム王座戦はニュー・デイの王座防衛へ傾いていたし、ザ・ミズ&ミズトラージの勝利も番狂わせとなった。

このように今回、ブックメーカーはスポイラー(ネタバレ屋)としては機能しておらず(そもそもスポイラーとしての役割は担っていないが)、今後も”WWEがリークを未然に防ぐ”もしくは”直前での勝敗変更”のような流れが続けば、ブックメーカー=スポイラーという構図は成立しないかもしれない。

今回のPPV『サマースラム 2017』でナオミは王座陥落となったが、つい先日”年内は王座陥落なし”なんてニュースが流れたばかり。先週のTV放送で起こったバロン・コービンのキャッシュインや以前より長期政権が囁かれているネヴィルの一時的な王座陥落などを見ていると、噂話や内部の情報がすぐにネットに挙がる現状においてWWEは予想の”裏切り”を非常に重要視しているのでは。というお話でした。