バロン・コービン、クリス・ジェリコの両者が語る、マネー・イン・ザ・バンクマッチ。

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先月、スマックダウン単独PPV「マネー・イン・ザ・バンク 2017」で見事ブリーフケースを勝ち取りWWE王座挑戦が今後期待されるバロン・コービンですが、先日クリス・ジェリコのポッドキャスト「トーク・イズ・ジェリコ」に出演し両者がマネー・イン・ザ・バンクマッチ誕生秘話など様々なことについて語りました。

※先日、WWEは従来使用していた「ブリーフケース」という言葉を禁じ「コントラクト」に名称を変更しました。しかし本記事では「ブリーフケース」と表記しています。

マネー・イン・ザ・バンクマッチ、誕生秘話

ジェリコ: あれは本来「レッスルマニア21」のための企画だったんだ。ケイン、エッジ、クリスチャン、クリス・ベノワ、シェルトン・ベンジャミンといった当時プッシュを受けていながらも出番の決まっていなかったスーパースターが山ほどいたからね。色々なアイデアが出た中で「大勢によるラダーマッチはどうかな?」って案があったんだ。そしたら当時のヘッドライターだったブライアンは「そんなことは何の解決にもならないよ」って却下したんだけど、俺は「もし契約書みたいなものを賭けての試合だったら?例えば次の日、王座戦に挑戦できるとか」って提案したんだ。それを聞いたブライアンはビンスに直訴しに行ってくれて、戻ってきたら「ビンスは気に入ってくれたよ。ただ王座戦への挑戦は1年間有効、キャッシュイン制度にする」って。ビンスの要求はただ一つ、「ブリーフケースの中に契約書を入れろ」ってことだった。

バロン・コービン、ブリーフケースの使用用途

コービン: 今、俺にとってブリーフケースは第2のカバンだな。元々の持ってたカバンと取り替えたんだ。だから中にはiPadやヘッドフォン、飛行機の中に手荷物で持ち込むような物を詰めているよ。空港職員の奴らは大丈夫って言うけど、預け荷物にでも出して紛失したらと思うと怖くてな。俺にとっては手放せないカバンになったよ。

マネー・イン・ザ・バンクマッチを経験して

コービン: あの試合は本当にクールだったよ。皆がそれぞれスキルを出し合い面白い展開になったからな。俺にとっては初のラダーマッチだったし。本当にリングの上でラダーを登ったこと経験がなかったんだ。1人きりで登るって怖んだぜ!登り始めるとラダーはグラつき、周りは皆動き回っているだろ。その状態で上空10フィート(約3m)だ。そしてブリーフケースを掴める高さまで行くと、手すりもない状態で上空14フィート(約4.2m)にもなるんだぜ。ゾッとするよ。ブリーフケースを掴むところまで行くだけでクタクタだよ。そしてこう考えるんだ。「素早く、イカした格好で掴み取るんだ。落ちるんじゃないぞ。晴れ舞台なんだ、しくじるなよ」ってな。その言葉が頭をよぎり、遂にブリーフケーフを掴み取った時にようやく緊張から解放されるんだ。俺が言うんだから間違いないよ。

シンスケ・ナカムラ入場時の襲撃について

コービン: 俺の中で最もクールな瞬間の一つは、観客がナカムラの入場に歓喜している最中に彼を背後から襲った時。観客の俺に対する憎しみ、憎悪感は凄まじいものだったよ。あの瞬間はもう戻ってこないだろうな。あれは人々を怒りに満ち溢れさせるためのものだった。皆が見たいと思う瞬間を取り上げる、その為だったんだ。

[Source: Wrestling Inc]