『GLOW: ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』とは。Netflixとアメリカンプロレス。

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イントロダクション

Netflix(ネットフリックス)制作のオリジナル番組『GLOW: ゴージャス・レディー・オブ・レスリング』。番組の基になったのは、北米初の女子プロレス団体GLOW(グロウ)。2017年に配信が開始されたシーズン1では、オーディション~女子プロレス団体設立~初TV収録に到るまでの”裏”を描いている。

話の中では実在するプロレスラーの名前や団体名なども話題にあがる。女子プロレス団体がどのように創り上げられていくのか、ドラマ調なので気軽に視聴可能。舞台は80年代。音楽、メイクやファッションなど、当時の雰囲気を存分に味わうことができる。

前置きはここまで。それではGLOWとは何か、まずドラマの基となった団体を簡単にご紹介。

北米初の女子プロレス団体

©David McLane Enterprises

簡単に言えばGLOWとは1986年、レスリングプロモーターであるディビット・マクレーンによって設立された北米初の女子プロレス団体である。(パイロット版の収録年月は1985年12月)

団体設立のきっかけはブルーザー・ブロディの運営するWWAで、ディビット・マクレーンがプロモーター兼アナウンサーをしている時に観客の女性レスラーへの反応を見て同団体設立までに至る。出場選手のほとんどはレスリング経験なし、ショー・ビジネスの世界に入ることを目的とした女優、モデル、ダンサーなどで構成された。

この団体を基にNetflixが制作したオリジナル番組が『GLOW: ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』である。と言っても上記の説明だけではイマイチ、ピンとこない。次はどういうドラマなのかご紹介。

ネットフリックス版GLOW: ゴージャス・レディ・オブ・レスリング

©Netflix, Inc.

“ネットフリックス版GLOW: ゴージャス・レディ・オブ・レスリング”とは、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の製作陣が新たに手がけるNetflixオリジナル番組。

舞台は1985年、ロサンゼルス。預金残高83ドル、ガス代すら払いたくない主人公ルースは女優で成功を収めるために日々、奮闘していた。ある日電話を受け取った彼女は、ハリウッドの落ちこぼれ何十人の女性と共に、あるオーディションを受けることになる。
しかし、オーディション会場に着いた後に発覚したのは、女優としてではなく女子プロレス団体を設立するために開かれたプロレスラーとしてのオーディションであった。ひょんなことからプロレスラーとしての道を歩むことになったルースは、仲間たちと共にプロレス番組の初テレビ収録を目指していく。

あらすじはこんな感じ。主人公ルースはお金もなければ仕事もない。チャーミングなんだけど、どこかネジが抜けているような型破りなタイプ。昼ドラのような人間関係もあり、プロレス要素もあるコメディドラマである。

主人公以外にもバラエティに富んだ出演者が数多くいるが、実在するプロレスラーも多数カメオ出演している。ハルク・ホーガンの娘としても知られるブルック・ホーガン、元WWEスーパースターのジョン・モリソン(ジョニー・ムンド)、同じく元WWEスーパースターのカリート、米インディー団体でお馴染みクリストファー・ダニエルスらの姿を探してみては。

ちなみに、2017年6月最終週に開催された『RAW』『スマックダウン・ライブ』『NXT』の3番組内でのメインイベントは全て女子による試合となった。これは女子にとってWWE史上初の快挙。NetflixでGLOWが配信されたことを機に、WWEを見始めた視聴者層を取り込むことが狙いだったと言われている。

この番組をきっかけにWWEやプロレスを観始める人が増えることを願います。GLOW: ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』はNetflixで配信中。Netflixは1ヶ月無料体験も用意されているので、是非一度ご覧になってみては。