【PPV結果】WWE ヘル・イン・ア・セル 2019|結末に大きな不満の声。「試合を再開しろ」

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WWEは現地時間10月6日、米カリフォルニア州サクラメントにあるゴールデン1センターにてPPV『ヘル・イン・ア・セル』(2019)を開催。4つの王座戦を含む計9試合が行われた。

ナタリア、シャープ・シューターを決めてレイシー・エバンスを下す

ナタリア対レイシー・エバンス
PPV本編開始前の「キックオフ・ショー」では、抗争を続けるナタリアとレイシー・エバンスが激突。レイシーは相手の足に狙いを定めた。苦しい展開が続くナタリアだが、ムーンサルトを回避するとすぐさま反撃開始。得意のシャープ・シューターを決めて勝利を収めた。
勝者: ナタリア
ナタリアは試合後、ウィメンズ・ライトばりのパンチをレイシーに放ち、満足げな表情を浮かべて退場。いっぽうのレイシーは苦痛の表情を浮かべてリングに沈んだ。

RAW女子王者ベッキー・リンチ、サーシャ・バンクスとの激闘を制す

ベッキー・リンチ(c)対サーシャ・バンクス|RAW女子王座戦(ヘル・イン・ア・セル)
本編1試合目は女子王座を懸けた一戦。”ザ・ボス”ことサーシャ・バンクスは上空から降下する巨大な檻が地上へ到着する前に、”ザ・マン”こと王者ベッキー・リンチに先制攻撃を放った。だが、怒りに震えるベッキーも応戦。互いに凶器となるチェアー、ラダー、竹刀を用いるなど激しい攻防戦を繰り広げた。

ベッキーは強烈なランニング・ドロップを浴びせ、いっぽうのサーシャはテーブルごと破壊するメテオラを放つも、これでも決着はつかず。最後はベッキーが大量に散らばったチェアーめがけてセカンドロープからのベクスプローダーを放つと、立て続けにディス・アーム・ハーを決めてタップアウト勝ちを収めた。
勝者: ベッキー・リンチ(王座防衛)

ローマン・レインズ&ダニエル・ブライアンが華麗な連携を見せエリック・ローワン&ルーク・ハーパーを撃破

ローマン・レインズ&ダニエル・ブライアン対エリック・ローワン&ルーク・ハーパー
本編2試合目は抗争を続けるトルネード・タッグチーム戦。エリック・ローワンとルーク・ハーパーは2対1の構図をつくりだし、鉄階段を用いてローマン・レインズを殴打するなど試合を優位に進めた。だが、YESキックを浴びせるなどダニエル・ブライアンらも徐々に反撃。レインズは実況席を破壊するスピアーを放って、相手の勢いを止めにかかった。終盤にはレインズのスーパーマン・パンチが炸裂。さらにはブライアンがランニング・二ーを浴びせると、最後はレインズがスピアーを決めて勝利を手にした。
勝者: ローマン・レインズ&ダニエル・ブライアン
レインズとブライアンは試合後、勝利を祝うように抱擁。観客は拍手と共に歓喜の声をあげた。

ランディ・オートン、華麗なるRKOを放ってアリを下す

ランディ・オートン対アリ
本編3試合目はシングル戦。アリは場外へのスーサイド・ダイブやトルネードDDTを決め、いっぽうの”ザ・ヴァイパー”ことランディ・オートンはパワースラムや相手の足をロープにかけたDDTを放つなど、互いに一歩もひかぬ攻防戦を繰り広げた。終盤にはアリが相手に飛びつくも、これを一瞬にしてチャンスに変えたオートンのRKOが炸裂。華麗に勝利を手にした。
勝者: ランディ・オートン

アスカ、緑の毒霧を噴射。カブキ・ウォリアーズが念願のWWEタッグチーム王者に輝く

アレクサ・ブリス&ニッキー・クロス(c)対カブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)|WWE女子タッグチーム王座戦
本編4試合目には日本人スーパースターのアスカとカイリ・セインから成るカブキ・ウォリアーズが出場。WWE女子タッグチーム王者アレクサ・ブリス&ニッキー・クロスに挑んだ。終盤に差しかかろうという頃には「なめんなよ、コラ」と、闘志あふれるカイリのアラバマ・スラムが炸裂。対するニッキーはスウィンギング・ネックブリーカーを決めて、アレクサはエプロンからのキャノンボールを放って応戦するも、最後はアスカがニッキーに緑の毒霧を吹き付けると、立て続けに強烈な蹴りを浴びせ、王者を相手に勝利を収めた。
勝者: カブキ・ウォリアーズ(新王者誕生)

ブラウン・ストローマン、ヴァイキング・レイダースと手を組みジ・OCと対戦。反則裁定によって試合終了も…

ブラウン・ストローマン&ヴァイキング・レイダース(エリック、アイヴァー)対ジ・OC(AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズ)
本編5試合目は6人タッグチーム戦。ヴァイキング・レイダースの”ミステリー・パートナー”としてブラウン・ストローマンが登場した。ジ・OCはエリックを孤立させるも、ストローマンのタッチをきっかけに形勢逆転。次々と相手をなぎ倒してジ・OCを圧倒した。AJスタイルズもカーフ・クラッシャーやフェノメナル・フォアアームを決めて応戦。さらにカール・アンダーソンとルーク・ギャローズがストローマンを袋叩きにすると、レフェリーは反則裁定を下した。
勝者: ブラウン・ストローマン&ヴァイキング・レイダース(反則裁定)
ストローマンとAJは試合後も衝突。AJはフェノメナル・フォアアームを狙うも、ストローマンは強烈なパンチを浴びせて返り討ちにした。これによってAJは意識朦朧に。仲間の手を借り、舞台裏へと歩を進めた。

チャド・ゲーブル、”キング・コービン”との再戦を制す

バロン・コービン対チャド・ゲーブル
本編6試合目はシングル戦。”キング・コービン”こと2019年「キング・オブ・ザ・リング」覇者バロン・コービンが、同トーナメント決勝戦で激突したチャド・ゲーブルとの再戦に臨んだ。終盤にはコービンが凶器となる王笏を持ち込むも、レフェリーがこれを阻止。すると、一瞬の隙を突いたゲーブルは相手を丸めこんで勝利を手にした。
勝者: チャド・ゲーブル

“女王”シャーロット・フレアー、スマックダウン女子王者ベイリーを下して10度目の王座戴冠

ベイリー(c)対シャーロット・フレアー|スマックダウン女子王座戦
本編7試合目はスマックダウン女子王座を懸けた一戦。王者ベイリーが”女王”シャーロット・フレアーとの一戦に臨んだ。両者一歩もひかぬ攻防戦を展開。ベイリーはロープを悪用して勝利をもぎ取ろうとするも、これに失敗した直後にシャーロット・フレアーのフィギア・エイトを喰らいタップアウト負けを喫した。
勝者: シャーロット・フレアー(新王者誕生)

“ザ・フィーンド”ブレイ・ワイアットがWWEユニバーサル王者と対戦。19年『ヘル・イン・ア・セル』は大ブーイングの中、幕を閉じる

セス・ローリンズ(c)対”ザ・フィーンド”ブレイ・ワイアット|WWEユニバーサル王座戦(ヘル・イン・ア・セル)
本編のメインイベントではWWEユニバーサル王者セス・ローリンズと怪奇派である”ザ・フィーンド”ブレイ・ワイアットが対戦。暗闇に赤い光が照らされる中、試合は行われた。互いに鉄階段などの凶器を使用するなど、激しい戦いを展開。くわえてセスはテーブルごと破壊するスプラッシュを放ち、いっぽうのブレイもシスター・アビゲイルを決めた。

セスはニーキック、スーパーキック、カーブ・ストンプなどを幾度となく浴びせるも勝負は決まらず。さらにはセスが、チェアー、ラダーなどの凶器を用いてもブレイは敗北を拒否。たまりかねたセスはスレッジハンマーを手にし、ブレイを殴打した。レフェリーはこれに対し、即座にゴングを要請。試合は終了した。
勝者: N/A(レフェリーが試合を止めた為、終了)

この結末に観客は大ブーイング。復活した”ザ・フィーンド”がマンディブル・クローを決めるなどセスに報復する展開となるも、観客は「試合を再開しろ!!」「AEW!! AEW!!」などと大きな不満の声をあげ、大きなブーイングに包まれる中、19年『ヘル・イン・ア・セル』は幕を閉じた。