【PPV結果】インパクト・レスリング スラミバーサリー XVII|夏の大一番が開催

554
© Anthem Wrestling Exhibitions, LLC

インパクト・レスリングは現地時間7月7日、米テキサス州ダラスにあるギリーズ・ダラスにてPPV『スラミバーサリー XVII』を開催。夏の大一番では4つの王座戦を含む計8試合が行われた。

ウィリー・マック、四つ巴のオープン・チャレンジを制す

TJP対ウィリー・マック対トレイ・ミゲル対ジェイク・クリスト|オープン・チャレンジ
1試合目にはTJPがオープン・チャレンジを開催。ラスカルズのトレイ・ミゲル、oVeのジェイク・クリストら3名の挑戦者が現れた。ジェイクが場外への飛びつきDDTを、トレイが場外へのコークスクリュー・ダイブを、ウィリーがトップロープからのダブルストンプを決めるなど、出場者は入り乱れる白熱した試合を披露。観客は「やべえ!」と大きな声をあげた。

終盤にはジェイクがトレイに対し、トップロープからのスーパー・カッターを放つも、勝利は奪えず。そのジェイクに向けて、ウィリー・マックがすぐさまトップロープからのフロッグ・スプラッシュを決めると、夏の大一番のオープニングマッチを制した。
勝者: ウィリー・マック

ザ・ノース、三つ巴戦を制してインパクト世界タッグチーム王座を防衛

ザ・ノース(ジョシュ・アレクサンダー、イーサン・ペイジ)(c)対LAX(オルティス、サンタナ w/コナン)対ラスカルズ(ザッカリー・ウェンツ、デズモンド・エグザビエ)|インパクト世界タッグチーム王座戦
2試合目はインパクト世界タッグチームを懸けた三つ巴戦。ザ・ノースが本PPVを前に王者に輝いた為、同対戦カードに変更された。全軍一歩も引かぬ入り乱れた攻防戦を披露。最後はノースが勝利をもぎとり、王座防衛に成功した。
勝者: ザ・ノース(王座防衛)
なお、サンタナは試合中に負傷したとみられ、試合後にはラスカルズが助けの手を差し伸べた。

エディ・エドワーズ、キラー・クロスとのファーストブラッド戦を制す

キラー・クロス対エディ・エドワーズ|ファーストブラッド戦
3試合目は因縁の対決。2人は最初に血を流した者が敗者となる試合形式で激突した。キラー・クロスは聖職者の衣装を身にまとい、顔にペイントを施して出場。エディ・エドワーズにイスを叩きつけるなど、激しい攻撃を加えた。エディもイスを用いて反撃。観客の声援を受けるエディは、ロープにまたがるキラーに対してトップロープからのボストン・ニー・パーティーを決めた。

続いてエディは竹刀を手にするも、キラーはクロス・ジャケットを狙い応戦。だが、抵抗したエディは、場外でのタイガー・ドライバーを決めた。勝負を決めるべくエディは竹刀を真っ二つに折り、その折れた竹刀の先端を相手に突き刺すと、キラーが流血。レフェリーがこれを確認し、エディが勝利を手にした。
勝者: エディ・エドワーズ

ムース、ロブ・ヴァン・ダムに強烈なスピアーを浴びせて勝利

ロブ・ヴァン・ダム対ムース
4試合目には”ホール・ファッキン・ショー”ことロブ・ヴァン・ダム(以下、RVD)とムースが激突。観客はRVDに対して声援を送り、ムースに対してはブーイングを浴びせた。ムースがゆっくりと試合の流れを掴むも、RVDも反撃。スピニング・ヒールキック、開脚ムーンサルトなどを放った。

終盤には凶器となるイスを手にするムースめがけて、RVDのヴァンダミネーターが炸裂。続けてRVDがトップロープからのフロッグ・スプラッシュを放つも、ムースはこれを回避した。攻撃を回避されたRVDはイスに衝突。ムースはこの好機を逃すことなく、相手に強烈なスピアーを決めて勝利を収めた。
勝者: ムース

タヤ・ヴァルキリー、激闘の四つ巴戦を制してインパクト・ノックアウト王座を防衛

タヤ・ヴァルキリー(c)対ローズマリー対シュー・ヤン対ジェシカ・ハボック|インパクト・ノックアウト王座戦(モンスターズ・ボール)
5試合目は女子王座を懸けた四つ巴戦。反則裁定なし、凶器使用可能な激しい試合が繰り広げられた。タヤ・ヴァルキリーはシュー・ヤンにステープルガンを使用。観客は「やべえ!」と大きな反応を示した。

また、出場者はラダー、ゴミ箱、イスなど多くの凶器を使用。「すげえ試合だ!」と場内は熱気に包まれた。さらにローズマリーはリングに大量の画鋲を投下。すると、タヤがその画鋲めがけてローズマリーの顔面を足で叩きつけた。

タヤとローズマリーはその後も攻防戦を披露。タヤは場外のテーブルめがけて彼女を葬った。それをよそに、ジェシカ・ハボックのセカンドロープからのツームストン・パイルドライバーが、シュー・ヤンに炸裂。新ノックアウト王者誕生かと思われたが、タヤがハボックをイスで殴打して排除すると、勝利を盗み取る形で王座を防衛した。
勝者: タヤ・ヴァルキリー(王座防衛)

リッチ・スワン、ジョニー・インパクトにフェニックス・スプラッシュを決めてXディビジョン王座を防衛

リッチ・スワン(c)対ジョニー・インパクト(w/ジョニー・ブラボー)|インパクトXディビジョン王座戦
6試合はインパクトXディビジョン王座を懸けたシングル戦。ジョニー・インパクトにつくジョニー・ブラボーもレフェリーの目を盗んで試合に介入し、序盤は王者リッチ・スワンにとって不利な状況となった。

だが、スワンも強烈な蹴りを浴びせるなど応戦。場外へのコークスクリュー・ダイブ、ランディ・サベージを彷彿とさせるトップロープからのダイビング・エルボーを放つなど、立て続けに華麗な攻撃を加えた。

終盤にはインパクトによるセカンドロープからのスパニッシュ・フライ、スタンディング・スパニッシュ・フライ、スターシップ・ペインが炸裂。いっぽうのスワンはハンドスプリング・カッター2連発を決めた。するとスワンは勝負を決めるべくトップロープへ。フェニックス・スプラッシュを決めて3カウントを奪い、王座防衛に成功した。
勝者: リッチ・スワン(王座防衛)

インパクト世界王者ブライアン・ケイジ、マイケル・エルガンを相手に王座防衛。試合後、謎の人物が現る

ブライアン・ケイジ(c)対マイケル・エルガン|インパクト世界王座戦
7試合目はインパクト世界王座を懸けたシングル戦。王者ブライアン・ケイジと挑戦者マイケル・エルガンが序盤から激しくぶつかりあった。ケイジは場外への華麗なダイブを披露。観客の声援はケイジに集中した。

対するエルガンは相手に文字通り猛突進。また、トップロープからのスーパープレックスも決めた。エルガンはエプロンサイドにケイジを叩きつけるなど試合を優位に展開。だが、エルガンも相手のツイスティング・セントーンを回避し、トルネードDDTや619などを決めて反撃に転じた。

終盤には両者一歩も譲らぬ激しい乱打戦を披露。さらにエルガンはカナディアン・デストロイヤーを、ケイジはF5を決めた。だが、これでも勝負は決まらず、両者が繰り広げる熱戦に観客は「永遠に戦ってくれ!」と反応。最後はケイジが相手を抑え込んで勝利を収めた。
勝者: ブライアン・ケイジ(王座防衛)
試合後、敗れたエルガンはケイジを王座ベルトで殴打。これに対し、観客はエルガンにブーイングを浴びせた。エルガンが解説を務めるドン・キャリスにも手をかけると、黒い覆面をかぶった謎の人物が登場。エルガンに強烈なスピアーを浴びせてその場を去っていった。ライノのような雰囲気をまとっているが、果たして彼の正体は…。

テッサ・ブランチャード、サミ・キャラハンに敗れるも存在感を示す

サミ・キャラハン対テッサ・ブランチャード|インタージェンダー戦
メインイベントを飾るのは男女間による一騎打ち。テッサ・ブランチャードは序盤からハリケーン・ラナを決めるなど相手を翻弄した。だが、サミ・キャラハンも応戦。場外に設置された鉄柵に相手を激しく打ちつけるなど、容赦ない攻撃を加えた。しかし、テッサは場外でカッターを決めて反撃。さらにはサモアン・ドロップ、DDTを決めた。

終盤にはレフェリーが一時不在状態となる中、テッサの金的攻撃が炸裂。彼女はさらに金属バットで相手を殴打し、コードブレイカー、クロス・フェイスを決めた。だが、これでもテッサは勝利をつかめず。最後はカクタス・スペシャルを決めたキャラハンが勝利を収めた。
勝者: サミ・キャラハン
試合後、キャラハンはテッサに金属バッドを手渡した。善戦した彼女に対し、キャラハンなりの敬意を払ったようだ。