サミ・ゼインの発言に関して報道が割れる中、ビンス・ルッソーが「WWEとAEWはグル」と推測

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WWEに所属するサミ・ゼインが看板番組『RAW』の中で放った「AEW」発言に関して、「台本通りだった」「台本通りではなかった」というように報道が割れている。だが、元WWF(現WWE)ヘッド・ライターのビンス・ルッソーは、WWEとAEWが裏で手を組んでいると考えているようだ。

ルッソーは3回に分けて、次のようにツイートしている。「もしもWWEがAEWとグルでなければ、彼ら(WWE)は確実に正気を失う」「WWEとAEWがグルであることに疑いの余地はない。いくつか辻褄が合わない。全体像に目を向ければ、明らかとなる」

仮にWWEとAEWが裏で手を組んでいたとしても、ルッソーはそれを批判しているわけではないようだ。「勘違いしないでくれ。もしも、WWEとAEWが手を組んでいたらーー私がそう信じるようにーーそれは良いことなんだ。カジュアルなファンにとって、レスリングのプロダクトが良くなるのであれば」

また、1990年代のWWE(当時=WWF)とECWの関係性を前例として、こうも記した。「これは今までに一度、ECWとWWEの間で起きた。歴史は繰り返しがちだ」

サミ・ゼインが「AEW」発言をする一部始終|『RAW』(2019年5月27日)

『レスリング・オブザーバー』のデイブ・メルツァーは、サミ・ゼインの「AEW」発言に関して「あのAEWの台詞は台本通りだった。その後、彼ら(WWE)は映像からその部分を取り除いた。私は何が起きているかとたずねた。耳にしたことは全て『非常に馬鹿げたことだ』という感じのこと」と自身のラジオ番組で伝えている。

そのいっぽう、『レスリング・オブザーバー』のブライアン・アルバレジは、「あの台詞は台本にはなかった。あの台詞は口に出すはずではなかった。また、起きた時のことを複数の人物から聞いた。ビンスはキレた。彼はこれが起きたことに激怒した」と自身のラジオ番組で語っている。

そして、『PW Insider』のマイク・ジョンソンも「AEWの台詞は『RAW』の台本にあったものではなく、おそらくサミ・ゼインの即興であると複数の情報源から告げられた」と自身のニュースサイトで伝えている。

サミは『RAW』のメインイベント開始前、新たなセグメント「エレクトリック・チェア」に登場。いわゆるQ&Aセッションが開かれ、サミは観客から数々の質問を受けるも、その質問内容に感心せず。するとサミは観客に向けて、「俺に何でも質問できたのに。AEWのことを質問してくれたらよかったのに」と発言。場内はどよめきに包まれた。

WWEは番組終了後、「エレクトリック・チェア」の映像をYouTubeなどネットに公開。だが、サミの「AEW」発言はカットされている。