【PPV結果】インパクト・レスリング リベリオン 2019|熱戦につきトロントが盛大に沸く

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インパクト・レスリングは現地時間4月28日、カナダ・オンタリオ州トロントにあるレブルにてPPV『リベリオン』を開催。4つの王座戦を含む計8試合が行われた。

6人が熱戦を披露。シックスパック・スクランブルを制したのはエース・オースチン

ピーティ・ウィリアムス対ジェイク・クリスト対エイデン・プリンス対エース・オースチン対カズン・ジェイク対エディ・エドワーズ|シックスパック・スクランブル
本日1試合目には6人が出場。エディ・エドワーズが場外へのダイブを、ピーティ・ウィリアムスがリングから場外へのハリケーン・ラナを、ジェイク・クリストが場外めがけてのカッターを決めるなど序盤から激しい戦いが繰り広げられた。

さらにエイデン・プリンスがトップロープからの450°スプラッシュを放つなど、6人が次々と見せ場をつくる白熱した試合が続く中、ピーティのカナディアン・デストロイヤーがカズン・ジェイクに炸裂。彼の勝利かと思われたが、一瞬の隙をついたエースがピーティを丸め込むと、瞬く間に3カウントを奪って勝利を収めた。
勝者: エース・オースチン

スカーレット・ボルドー、ロヒト・ラジュとのインタージェンダー・マッチを制す

スカーレット・ボルドー(w/ ファラ・バー)対ロヒト・ラジュ(w/ ガーマ・シン、ラージ・シン)|インタージェンダー・マッチ
本日2試合目は男女間によるシングル戦。スカーレット・ボルドーは序盤から水平チョップを浴びせていくなど、勢いよく攻撃を仕掛けた。まず流れを掴んだスカーレットはリングサイドに陣取るラージ・シンにもスライディング・キックを決めるも、対するロヒト・ラジュは相手の頭をエプロンサイドに打ちつけるなど応戦。彼はさらにスカーレットへの攻撃を続け、観客はブーイングを浴びせた。

スカーレットへの声援が飛び交う中、彼女は打撃技やクロスフェイスを次々と決めて反撃開始。さらにジャーマン・スープレックスや場外へのクロスボディを決めて観客を魅了した。ガーマやラージの介入もあり不利を受けたスカーレットだったが、レフェリーの目を盗み、ロヒトへのローブロー攻撃が炸裂。続けてクロプトナイト・クランチを決めると見事勝利を手にした。
勝者:スカーレット・ボルドー

ムース&ザ・ノース、ラスカルズを下す

ラスカルズ(デズ、トレイ、ウェンツ)対ムース&ザ・ノース(ジョシュ・アレクサンダー、イーサン・ペイジ)
本日3試合目は6人タッグチーム戦。ラスカルズは序盤からムースに次々と華麗な攻撃を決めていき、流れを掴んだかに思えたが、反撃に転じたムース&ザ・ノースはデズを孤立させ、試合を優位に進めていった。しかしデズがムースにトルネードDDTを放つと反撃の兆しが。ウェンツがムースに強烈なカッターを、トレイがハリケーン・ラナを決めるなどラスカルズも負けじと応戦した。

勢いづいたラスカルズはジョシュ・アレクサンダーへの集中攻撃を開始。それぞれがトップロープからの華麗な飛び技を次々と決めていった。しかしイーサン・ペイジが投げっぱなしパワーボムを決めるなどこちらも負けじと応戦。両軍一歩も引かぬ激しい攻防戦を繰り広げる中、最後はムースがスピアーを決めて勝利を収めた。
勝者: ムース&ザ・ノース

タヤ・ヴァルキリー、ジョーディン・グレイスを下してインパクト・ノックアウト王座を防衛

タヤ・ヴァルキリー(c)対ジョーディン・グレイス|インパクト・ノックアウト王座戦
本日4試合目は女子王座を懸けた一戦。試合開始のゴングと共にジョーディン・グレイスが女子王者に猛攻撃を仕掛けた。ダイビング・セントーンを喰らうなど、旗色が悪い流れに苛立ちを隠せないタヤ・ヴァルキリーは、観客を煽りながらも反撃開始。会場にはジョーディンへの声援が飛び交うも、タヤはDDTやアーム・バーを決めるなど着実に攻撃を重ねていった。

しかしジョーディンもボディ・スラムを何度も決めるなど応戦。両者一歩も引かぬ攻防戦を繰り広げた。そんな中、ジョーディンのマッスルバスターが炸裂。しかしこれは3カウントに至らず、最後はロード・トゥ・ヴァルハラを決めたタヤが勝利を収め、王座防衛に成功した。
勝者: タヤ・ヴァルキリー(王座防衛)

リッチ・スワン、サミ・キャラハンとのハードコアな一戦を制してインパクトXディビジョン王座防衛に成功

リッチ・スワン対サミ・キャラハン(w/ マッドマン・フルトン)|インパクトXディビジョン王座戦(oVeルールズ)
本日5試合目はインパクトXディビジョン王座戦。oVe入りを拒み続けたリッチ・スワンが、サミ・キャラハンとのなんでもアリな一戦に臨んだ。両者はステープルガン、チェアーなどを用いたハードコアな試合を披露。リッチが場外での華麗なカッターを決めると観客は「これぞインパクトだ!」と、サミが鉄柵めがけてパイルドライバーを決めると「すげえ!」と大きな反応を示した。

激しい戦いが続く中、サミはレゴが散りばめられたリングめがけてパイルドライバーを決めるも、カウントは2。一方のスワンは有刺鉄線付きバットで相手を殴打すると、最後は同バットを利用したクロスフェイスを決めてタップアウト勝ちを収めた。
勝者: リッチ・スワン(王座防衛)

引退を撤回したゲイル・キム、テッサ・ブランチャードに敗れるも観客は「ありがとう、キム」

テッサ・ブランチャード対ゲイル・キム
本日6試合目は女子によるシングル戦。この試合の為に引退を撤回したゲイル・キムが、憎き抗争相手テッサ・ブランチャードとのシングル戦に臨んだ。見事な動きをみせるキムは序盤から猛攻撃を仕掛けるも、一方のテッサもハリケーン・ラナや華麗なドロップキックを決めるなど反撃。さらにテッサは強烈なコード・ブレイカーを決めるも、キムもパワースラムを放つなど負けじと応戦した。

キムがリングポストを利用した四の字固めやトップロープからのクロスボディを放ち、現役時代と遜色ない動きを見せると、観客は「今もなおイケてるぞ!」と唱和。さらに彼女は得意のイート・ディフィートを決めていった。しかし試合を制したのはテッサ。彼女はトップロープからの勢いあるコード・ブレイカーを放つと、立て続けにクロスフェイスを決めてタップアウトを奪った。
勝者: テッサ・ブランチャード
試合後、両者は互いの健闘をたたえて抱擁。観客は「ありがとう、キム」と声をあげ、テッサは涙をこらえるような表情をみせて舞台裏へと戻っていった。

新インパクト世界王者ブライアン・ケイジが誕生、ジョニー・インパクトを破る。試合後、マイケル・エルガンが現る

ジョニー・インパクト(c)(w/ タヤ・ヴァルキリー、ジョニー・ブラボー)対ブライアン・ケイジ|インパクト世界王座戦(スペシャル・レフェリー: ランス・ストーム)
本日7試合目はインパクト世界王座戦。ランス・ストームがスペシャル・レフェリーを務めた。ブライアン・ケイジはジャーマン・スープレックス、F5、セカンドロープからのスープレックスを決めるなど序盤から猛攻撃。一方のジョニー・インパクトも強烈なニーキックやスタンディング・シューティングスター、さらに場外でスパニッシュ・フライを放つなど応戦した。

相手の勢いを止めたインパクトがさらなる攻撃を続けると、ケイジは顔面から流血。王者は機敏な動きを見せて相手を翻弄し、スピアーを決めるなど試合を優位に進めていった。しかしケイジは場外に設置されたテーブルめがけてパワーボムを放ち反撃開始。そんな中、ジョニー・ブラボーやタヤ・ヴァルキリーが介入すると、インパクトがレフェリーであるランスを攻撃するなど試合は混沌状態となった。

すると分が悪いと見たのか、インパクトは自身の妻であるタヤを売るような行動に。これでタヤからの攻撃を受けたと勘違いしたケイジは、タヤにパワーボムを放った。これで一瞬の隙きをみせたケイジをインパクトはベルトで殴打。さらに王者は得意のスターシップペインを決めるも勝負が決することはなく、最後はケイジがドリルクロウを決めて勝利を収めた。
勝者: ブライアン・ケイジ(新王者誕生)
試合後、マイケル・エルガンが登場。彼は新王者と向かい合い王座を狙う姿勢を見せると、裏拳やエルガン・ボム(スパイラル・ボム)を決めて存在感を示した。

LAX、ルチャ・ブラザーズとの死闘を制してインパクト世界タッグチーム王座を奪取

ルチャ・ブラザーズ(ペンタゴン・ジュニア&フェニックス)(c)対LAX(オルティス&サンタナ w/ コナン)|インパクト世界タッグチーム王座戦(フルメタル・メイヘム)
本日のメインイベントを飾るのはインパクト世界タッグチーム王座戦。ルチャ・ブラザーズは場外ダイブを決めて相手2人をテーブルへ沈め、一方のLAXはフェニックスにイスめがけたダブルストンプとカッターの連携技を決めるなど激しい戦いが繰り広げられた。

凶器が入り乱れる中、両軍は一進一退の攻防戦を披露。「ラダーを出せ」と観客が声をあげると、フェニックスはオルティスにラダー上からテーブルめがけたスパニッシュ・フライを敢行した。さらにペンタゴン・ジュニアとサンタナはラダー上での攻防を展開。ここにオルティスが加わると、LAXの2人は画鋲が散りばめられたテーブルにペンタゴン・ジュニアを沈めて3カウントを奪い、見事に王座を手にした。
勝者: LAX(新王者誕生)
試合後、ルチャ・ブラザーズとLAXは両軍の健闘をたたえて抱擁。それぞれが手を取り合い、互いに敬意を表した。