
WWEは現地時間12月3日、米テキサス州ヒューストンにあるトヨタ・センターにて『RAW』を開催。”次期GM”と言われるバロン・コービンは権力を乱用し続けた。
WWE、故ブッシュ元大統領に黙祷を捧げる
番組開始に伴い、会場では10カウントゴングと共に2018年11月30日に94歳で死去したジョージ・H・W・ブッシュへの黙祷が捧げられた。ジョージ・H・W・ブッシュは、1989年から1993年にかけて第41代米大統領を務めた。
ライオット・スクワッドはナタリアを、ナイア・ジャックス&タミーナはロンダ・ラウジーを激しく攻撃
本日1試合目にはロンダ・ラウジー&ナタリア対ナイア・ジャックス&タミーナ戦が予定されていたが、試合開始前にライオット・スクワッドがテーブルを抱えながら現れると、彼女らはナイアらと共にロンダらを攻撃。ライオット・スクワッドはナタリアをテーブルへと葬った。
ボス・アンド・ハグ・コネクション、初代WWE女子タッグチーム王者を目指す
RAW女子部門を統括する立場のアレクサ・ブリスは、先週に引き続いてサーシャ・バンクスとベイリーをリングに招いて公開フォーラムを開催。ボス・アンド・ハグ・コネクションの2人はファンから寄せられたいくつかの質問に答えた。
「誰と対戦したいか?」という質問には「トリッシュ・ストラタスとリタ」と回答。2019年に向けての抱負は「初代WWE女子タッグチーム王者になりたい」と答えた。そんな中、姿を見せたのは先週サーシャらを襲撃したミッキー・ジェームス、アリシア・フォックス、デイナ・ブルック。彼女らによるタッグチーム戦が行われることとなった。
ボス・アンド・ハグ・コネクション、先週の借りを返す
■サーシャ・バンクス&ベイリー対ミッキー・ジェームス&アリシア・フォックス(w/ デイナ・ブルック)
本日1試合目には女子によるタッグチーム戦が行われた。白熱した試合を制したのはボス・アンド・ハグ・コネクション。最後はサーシャがバックスタバー、ベイリーがベイリー・トゥ・ベリーをミッキーに決めて3カウントを奪った。
勝者: サーシャ・バンクス&ベイリー
ルチャ・ハウス・パーティー、華麗な動きを見せて勝利
■ルチャ・ハウス・パーティー対スコット・ドーソン(w/ ダッシュ・ワイルダー)
本日2試合目は3対1のハンディキャップ戦。スコット・ドーソンにつくダッシュ・ワイルダーは相手を牽制し、仲間を援護した。試合を制したのは数的有利のルチャ・ハウス・パーティー。最後はリンセ・ドラドがクロスボディ、カリストがソリータ・デル・ソル、グラン・メタリックがセントーン・ボムを決めて3カウントを奪った。
勝者: ルチャ・ハウス・パーティー
ドリュー・マッキンタイア、ドルフ・ジグラーを邪魔者扱い
“次期GM”バロン・コービンはドリュー・マッキンタイアの活躍ぶりに感謝を示すべく、金メダルを贈呈。マッキンタイアは自身の活躍を自画自賛し、『TLC』で行われるフィン・ベイラー戦に向けて意気込みを語った。
しかし、そこへ現れたのはドルフ・ジグラー。マッキンタイアはジグラーに対して、この会に招いていないと彼を邪魔者扱い。活動を共にしてきたジグラーは、マッキンタイアの傲慢さに怒りがこみあげたのか、彼を攻撃した。
ドリュー・マッキンタイア、フィン・ベイラーの介入を受けてドルフ・ジグラーに敗北を喫す
■ドルフ・ジグラー対ドリュー・マッキンタイア
本日3試合目はシングル戦。試合中にはフィン・ベイラーがリングサイドに姿を見せた。試合が進む中、ベイラーはレフェリーの死角をつき、場外でマッキンタイアを攻撃。マッキンタイアは場外カウントアウト寸前でリングに戻るも、ジグラーのスーパーキックを受けて敗北を喫した。
勝者: ドルフ・ジグラー
アライアス、リオ・ラッシュへ激しいギター攻撃
リング上ではアライアスがギターを抱えてマイク・パフォーマンス。そんな中、ボビー・ラシュリーとリオ・ラッシュが登場した。ラシュリーはポージングを取り自慢の肉体を披露し、リオはアライアスを挑発。アライアスに詰め寄られたボビーは彼を攻撃するも、アライアスは反撃に転じた。ラシュリーはなんとかその場を逃れたが、今回の犠牲者はリオ。彼はアライアスの激しいギター攻撃を受けた。
AOPら、チャド・ゲーブル&ボビー・ルードに勝利
■ボビー・ルード&チャド・ゲーブル対AOP&ドレイク・マーベリック
本日4試合目にはボビー・ルード対ドレイク・マーベリック戦が行われたが、試合開始早々、舞台裏にてチャド・ゲーブルを攻撃するAOPの姿が映し出されると、試合は彼らを含む3対2によるハンディキャップ戦へと変更された。試合はAOPらが圧倒。最後はAOPがスーパー・コライダーを決めてドレイクが3カウントを奪った。
勝者: AOP&ドレイク・マーベリック
ディーン・アンブローズ、ガスマスクを着用し警護部隊と共に登場
警護部隊と共にガスマスクを着用したディーン・アンブローズが登場。彼は開催地ヒューストンを「危険なスラム」だと侮辱した。ディーンは『TLC』での対戦を予定しているIC王者セス・ローリンズを挑発。観客は「WE WANT ROLLINS」と声をあげた。ディーンがIC王座奪取に向けての意気込みを語る中、突如姿を見せたのはセス。彼はディーンの警護部隊を一蹴するも、ディーンの激しい攻撃を受けた。
解雇を懸けた一戦。ヒース・スレイターがライノを下す
■ヒース・スレイター対ライノ|敗者は解雇
本日5試合目は解雇を懸けたシングル戦。権力を乱用する”次期GM”がこの試合を決定した。仲間である彼らは不満な表情を浮かべながらも試合を開始。試合はネックブリーカーを決めたヒース・スレイターが勝利を収めた。
勝者: ヒース・スレイター
解雇を免れたヒース・スレイター、レフェリーに
舞台裏では権力を乱用するバロン・コービンと、解雇を懸けた一戦に勝利したヒース・スレイターの姿が。コービンはスレイターの勝利を祝福するも、手渡したのはレフェリーの制服。スレイターをRAWブランドに置くも、あくまでもレフェリーとしてのようだ。
フィン・ベイラー、アポロ・クルーズの援護を受けてジンダー・マハルを相手に勝利
■フィン・ベイラー対ジンダー・マハル(w/ シン・ブラザーズ)
本日6試合目はシングル戦。試合が進む中、好機を掴んだベイラーがトップロープからのクー・デ・グラを狙うも、シン・ブラザーズが介入し、これを阻止した。ベイラーは不利を受けるもこれを救ったのはアポロ・クルーズ。彼はシン・ブラザーズを攻撃した。試合を制したのは流れを戻したベイラー。最後はクー・デ・グラを決めて3カウントを奪った。
勝者: フィン・ベイラー
ドリュー・マッキンタイア、フィン・ベイラーを襲撃
ジンダー・マハルに勝利を収めたフィン・ベイラーが勝利後インタビューに応じる中、ドリュー・マッキンタイアがベイラーを襲撃。関係者が止めに入り、その場はなんとか収まった。
ロンダ・ラウジー、エンバー・ムーンと組みナイア・ジャックス&タミーナに勝利
■ロンダ・ラウジー&エンバー・ムーン対ナイア・ジャックス&タミーナ
本日のメインイベントは女子によるタッグチーム戦。番組冒頭でライオット・スクワッドの攻撃を受けたナタリアの敵を討つべく、エンバー・ムーンが同試合に出場した。試合前から両軍激しく激突。試合はロンダ・ラウジーがタミーナにアーム・バーを決めて勝利を収めた。
勝者: ロンダ・ラウジー&エンバー・ムーン