ペイジ、引退の原因となったあの夜を語る。「彼女のせいじゃない」とサーシャ・バンクスを擁護

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ペイジは2017年12月、WWE LIVE(ハウスショー)で行われた試合中にサーシャ・バンクスの蹴りを背後から受けて首を負傷。それ以降、身体的接触を避ける役回りをこなし、2018年4月には『RAW』番組内でプロレスラーとしての引退を正式に発表した。

スマックダウン・ブランドのGMを務めるペイジは『GiveMeSport』の取材を受けた際、引退の原因となったあの夜の様子を振り返った。サーシャには反発の声があがったが、ペイジは「彼女のせいではない」と擁護した。

「サーシャのせいじゃないわ。彼女は凄く反発を受けた。リングの中でもね。あの時、『サーシャ、最低だぞ』と唱和する人達がいたの。それを聞いた私は本当に動揺したわ。彼女のせいじゃなかったからね。彼女が私の背中を蹴ったあの動きだけど、私は以前に何度も受けてたの。私は『まだこういうことができる』って思ってた。私の首は前と同じように丈夫だとも思ってたしね。残念だけど、そうじゃなかったわね」

「私は彼女にあの動きをするようにお願いして、彼女はそれを実行した。そして残念ながら、私の首は耐えられるほど丈夫ではなかった。激しい交通事故に遭うのと同じね。私の腕は感覚を失っていき、その後は『あぁ、腕の感覚がない!』って感じ。私が彼女(サーシャ)の足を掴もうとすると、彼女は『やめて』って言ってきた。私は『いや待って、立ち上がれる。私にやらせて』って返したわ。立ち上がったけど、その後に崩れ落ちた私は『あぁ、今は体の感覚がない。これはおかしい』って感じになった。凄く怖くなり、私は『麻痺してる』って思ったわ」

「リングのそばにいたガールズは泣いていたわ。ベイリーは本当に動揺してたし、サーシャはひどく落ち込みコーナーに座り込んでた。私は最初泣けなかったの。痛みを感じなかったし、ただただ凄くショックを受けたわ。私は驚く彼女達を見てた。そして分かったの、私のキャリアは終わったと。担架やそういった物が運ばれてきた時を覚えてるわ。『私を担架に乗せて退場させないで。それだけはお願い。担架に乗って退場したくない』と伝えたの。優雅に退場したかった。もう続けることはできないと言われることも分かってたわ」

「私はようやく起き上がり、観客は声援を送ってくれた。本当に優しいわね。舞台裏に戻るとジェイミー・ノーブル、全てのトレイナーや医師が私の反射運動や身体をチェックしたの。辛かったわ。でもサーシャがずっとその場にいてくれたの。彼女は私のそばを離れたくなかったのよ。本当に私のそばを離れたくないって感じだった。彼女は大泣きしてたわ。『本当にごめんなさい』と彼女が言うと、私は『あなたのせいじゃない。何一つあなたのせいじゃない』と返したの」

「翌日、医師に会うためオーランドへ飛んだの。マルーン医師のもとへと向かったわ。私の首を診察した彼は『君が望むなら手術も可能だ。だが、いずれにせよ君は引退しなければならない』と言ったの。彼は『もし再び同じ目に遭えば、君は不随の身となる』とも言ったわ。エッジと同じような状態ね。私は既に分かってたわ。何か違うことを言ってくれると願ってたけどね。仕事に戻っても、誰にも教えなかった。『私は大丈夫よ、数週間必要なだけ』と言ってたの」

「でも、サーシャにだけには『私はもう試合をすることができない』と教えたことを覚えてる。すると彼女はひどく落ち込んだわ。彼女は涙を流し始め、大泣きしてた。私は『ごめんね、あなたのせいじゃないよ』って。彼女は本当に支えになってくれているわ。『ねえ、具合はどう?どんな状況?』っていつもテキストしてくれるの。彼女はいつも本当に素晴らしい人よ」